2017年04月09日

六月大歌舞伎 昼の部 「澤瀉十種の内 浮世風呂」見どころ!

澤瀉十種は、三代目猿之助が昭和50年に撰した舞踊十種。

「浮世風呂」は、風呂屋の三助がナメクジに言い寄られるという荒唐無稽な筋立てで、初演ではナメクジの着ぐるみだったみたいだが、今では洗い髪の美しい女方で演じる。
美しいといってもそこはナメクジ。
ヌメッとした動きで少し気色悪いし、最後には塩をかけられ溶けてしまう。それはちょっと可哀想。

滅多に掛からぬ演目で、当然ながら澤瀉屋以外はやっていない。
猿之助自身も亀治郎時代に2回、猿之助になってからは初めて。
ナメクジ役で、三代目猿之助の相手を勤めた事はある。

スナック菓子のように、軽く見れる演目のようだ。
こういうのは素直に楽しもう。

posted by 松平ちえ at 16:59| Comment(0) | -歌舞伎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

六月大歌舞伎 昼の部「名月八幡祭」予習!

初演は大正7年。河竹新七(黙阿弥)の「八幡祭小望月賑」を下敷きに、池田大伍が近代的視点で書き改めたもの。
「八幡祭小望月賑」よりよく掛かるので、今やは「八幡祭」といったらこっちでしょうなぁ。
八幡祭小望月賑」では、新助の殺人は妖刀正宗のせいになってるが、こちらはそういう救済処置はなし。
そういう意味でもちと後味の悪い結末。

今回、芸者に騙されて殺人を犯す田舎の商人「縮屋新助」を松緑が演じる。
松緑は、いっちゃった目の演技が本当に狂気をはらんでいる様で、それを見るために3階A席を取ってもいいかもと思わせるほど。



posted by 松平ちえ at 16:43| Comment(0) | -歌舞伎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

歌舞伎座 四月大歌舞伎昼の部を見てきました!

今月の歌舞伎座昼の部を見てきました!
平成二十九年四月歌舞伎座の演目は「醍醐の花見」「伊勢音頭恋寝刃」「一谷嫩軍記 熊谷陣屋」の三本。
どれもこれも見応え充分でお腹いっぱい。
もう少し、軽い演目も欲しかったな(笑)

​醍醐の花見
​秀吉が京都醍醐寺で行なった花見を元にした舞踊劇。
途中、亡霊が現れるが、あれがなんだっのか分からず仕舞い。
チラシの配役を見る限りでは、松也演じる豊臣秀次だったか。

​伊勢音頭恋寝刃
​染五郎の「福岡貢」、猿之助の「中居万野」という清新な組み合わせ。今回は油屋の前に「追駈け」「地蔵前」「二見ヶ浦」とつけたが、やはり全体的な筋は分からず仕舞い。福岡貢が妖刀に導かれたとはいえ罪が許されるというところがストンと落ちてこない。
猿之助の「中居万野」もよかったが、今回は梅枝の「油屋お紺」に重点が置かれていた様に思う。
「お紺」の愛想尽かしは中々に良かった。
「福岡貢」の大量殺人はフラフラと妖刀に操られるかのような動き。
隼人の「奴林平」がでかすぎ。これは配役が悪い。

​一谷嫩軍記 熊谷陣屋
​これは、幸四郎の「熊谷次郎直実」の一つの頂点ではなかろうか。話全体のバランスが非常に取れていて、最初から最後まで緊張も解かれない。台詞の一つ一つも際立っており、観客は自然と芝居の中に引き込まれる。幕切れまで、手に汗握って鑑賞してしまった。


見終わった後はぐったりきたけれど、満足感のある芝居見物でした。
一日中の予報だった雨も終わる頃には止んでたし、幸先のいい感じ。
これにて今月の見物予定は終了。
さて次は五月、「團菊祭り」だぁ。
posted by 松平ちえ at 16:37| Comment(0) | -歌舞伎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

6月大歌舞伎 演目紹介!

6月歌舞伎座大歌舞伎の演目が出ましたねぇ。
大幹部は吉右衛門、幸四郎、仁左衛門。
花形は松緑、猿之助が出勤します。
昼夜とも古典が多い印象。
「一本刀土俵入」は新歌舞伎ですが、昭和6年の初演ですから、感覚的には古典に入れて差し支えないと思います。
「浮世風呂」は見たことないや。

posted by 松平ちえ at 10:18| Comment(0) | -歌舞伎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本日歌舞伎座昼の部 観劇直前の見どころ紹介!

本日歌舞伎座昼の部。
「醍醐の花見」「伊勢音頭恋寝刃」「一谷嫩軍記」を見てきます。観劇直前の見どころ紹介。

​醍醐の花見
​まったく初めての演目です。鴈治郎の「豊臣秀吉」。古典でないので、まっさらな気持ちで楽しみます。

​伊勢音頭恋寝刃
​染五郎の「福岡貢」、猿之助の「万野」の組み合わせが清新。切符が取りにくかったのもこれの影響か。普段の見取りでは掛からない場も掛かるので楽しみ。

​一谷嫩軍記
​幸四郎の「熊谷次郎」は手に入った役。これはリラックスして楽しみます。
posted by 松平ちえ at 09:56| Comment(0) | -歌舞伎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年4月歌舞伎座夜の部

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夜の部見てきました!


​傾城反魂香
​吉右衛門の又兵衛に菊之助のお徳。
大向こうで「音羽屋」と声が掛かったので「誰?」と思ったら相手役は菊之助でした。
岳父を相手に勤めるお徳。
ここでも播磨屋のやり方を移しているようですね。

桂川連理柵
長吉の入れ事が長い!文楽と比べて中ダレの印象。
一人東京出身の染五郎が浮いているが、これは配役が悪い。
弟儀兵衛は誰がいいかなと考えたが、今なら愛之助かなぁ。

奴道成寺
最後、顔を作らない道成寺。
歌舞伎では衣装が変わると性根が変わるというから、これでも成立はしているのか。
所化連中も若くて元気がよく。
全体的にがたいがよく、花道を来る所化の後姿がちっとも小坊主っぽくなくて笑ってしまった。


初めての3階A席。
やー、思った以上に舞台が近い。
ずーっと3階B席専門だったけど、たまにはA席もいいかな。
ほんとにいいのは1階席だけど(笑)

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posted by 松平ちえ at 07:03| Comment(0) | -歌舞伎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする