2017年08月07日

【歌舞伎・予習】知れば知るほど楽しいよ!「野田版 桜の森の満開の下」をより楽しむためのまとめ!

歌舞伎は、知れば知るほど面白くなる演劇です。

ネタばれなんか気にせずに、ガンガン情報を仕入れてから観にいきましょう!


今回は、平成29年8月東京歌舞伎座で上演される


「野田版 桜の森の満開の下」


の情報をまとめました。










「野田版 桜の森の満開の下」とは?



「野田版 桜の森の満開の下」は坂口安吾



  • 小説「桜の森の満開の下」

  • 小説「夜長姫と耳男」

  • 随筆「安吾新日本地理 騨・高山の抹殺―中部の巻―」



を下敷きに書かれています。


上記三作品を「贋作・桜の森の満開の下」として野田秀樹が戯曲化。

今回の「野田版 桜の森の満開の下」は、更にその歌舞伎版です。








坂口安吾って?



坂口安吾

1906年(明治39年)10月20日 - 1955年(昭和30年)2月17日)

昭和の戦前・戦後にかけて活躍した近現代日本文学を代表する作家の一人。

純文学のみならず、歴史小説や推理小説も執筆。

文芸や時代風俗から古代歴史まで広範に材を採る随筆など、多彩な活動をした。




桜の森の満開の下 昭和22年6月発表

安吾新日本地理 昭和26年9月発表

夜長姫と耳男 昭和27年6月発表


下敷きとした上記三作品は、現在、青空文庫で読めます。




「桜の森の満開の下」「夜長姫と耳男」収録


青空文庫版





いずれも短編から中編なので読みやすいです。







「贋作・桜の森の満開の下」とは?



野田秀樹 作・演出・出演

「贋作(にせさく)・桜の森の満開の下」

初演『贋作・桜の森の満開の下』 劇団夢の遊眠社 第37回公演

1989年(平成元年)2月11日 - 28日 東京・日本青年館、3月3日 - 8日 京都・南座

上記三作品を下敷きに、野田秀樹 作・演出・出演で舞台化されたもの。


ちなみに「贋作」は(がんさく)と読まずに(にせさく)と読ませます。

野田さんはこだわって、わざわざルビまで振ったそうですが、それでも(がんさく)と直されることが多かったみたいです。


シナリオ


単行本が新潮社から出ていたようだが、現在は絶版。

電子書籍版のみ購入可能。











贋作・桜の森の満開の下





舞台映像

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=OuCtJMnRjHk&w=560&h=315]

大詰めの10分程度。ネタばれ注意。

シナリオのみでは判らない、野田秀樹が意図した台詞回しなどが確認できる。

耳男……野田秀樹

夜長姫……毬谷友子










他に……



近藤よう子によるコミック版













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「夜長姫と耳男」は絶版のようですね。残念。

青い文学シリーズ「桜の森の満開の下」

NHKで放送された、文学作品のアニメシリーズ


Youtube



[youtube https://www.youtube.com/watch?v=6ckngMoS3qU&w=560&h=315]
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=xn1I7JWGhJs&w=560&h=315]

などがあります。

活字が苦手な方はどうぞ。






野田秀樹の新作歌舞伎ですから、予備知識なしでも十分に楽しめるとは思います。


それでも、知ってる知らないで随分と楽しみ方が変わってくると思います。

より知って、より歌舞伎を楽しみましょう!




posted by ちえ at 06:28| Comment(0) | -歌舞伎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする